法政大学→早稲田大学に仮面浪人で合格した石井拓斗さんインタビュー

法政大学→早稲田大学に仮面浪人で合格した石井拓斗さんインタビュー

法政の友達も喜んでくれた合格

仮面浪人を経て、石井さんは早稲田に合格されました。合格した時はどのような気持ちでしたか?

とにかく嬉しかったですね。早稲田は6学部受験したのですが、社会科学部以外は不合格でした。最後の合格発表が社会科学部だったのですが、それまではかなり落胆していましたね。模試の成績も伸びていて自信があったので…。

最後の社会科学部の合格発表を電話で聞いたときは信じられなくて5回も確認してしまいました(笑)。何より嬉しかったのはSNSで合格の報告をした時、法政のクラスの友達が喜んでくれたことですね。仮面浪人していることは黙っていたので驚いていましたが、「これからも友達でいてね」というメッセージが多くて、嬉しかったです。法政の友達とは今でもたまに会ったりしています。

法政での生活はクラスの友達に恵まれたのですが、やはり早稲田への心残りがありました。でも、憧れの早稲田に入学出来たのでその想いも無くなりましたね。

早稲田に入学できたのはひとえに強い想いを持ちながら、孤独や不安と戦えたからだと思います。厳しい環境を乗り越えて来たので、忍耐力も人よりついた自信があります。

最後に仮面浪人に挑戦しようとしている後輩に向けてメッセージをお願いします。

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個人的に仮面浪人はあまりおすすめ出来ません。自分のように強い想いがあって、どうしても行きたいなら挑戦してもいいと思いますが、中途半端な気持ちなら辞めた方がいいと思います。

仮面浪人というのは形態が特殊で、大学と両立する場合は勉強時間も減りますし、サークルなどの誘惑もあると思います。もちろん滑り止めの大学を受ける必要が無い、2つの大学に入学するという貴重な体験が出来るなどのメリットもありますが、デメリットの方が大きく、純粋に浪人した方が確実な道であると思います。

しかし、自分のように親の意向などもあって浪人出来ない場合もあります。志望していない大学にやむなく進学して、それでも志望大学への強い思いがあるなら応援します。かなり険しい道のりですが、意思を強く持てるなら成功する確率は上がります。頑張って下さい。

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